現実逃避記録

仕事を忘れ、好きなことだけを記録していくブログ。旅行、野球、back number、読書記録など。

【野球スコア】フィルダースチョイスと自責点

野球を年間100試合観戦

うち、約50試合をスコア付けながら観戦している私が

スコアをつけながら「おや?」と思ったことを、

無駄に難しく書いている野球規則と、

信頼しているスコアブックサイトと、

ちょっとだけYahoo知恵袋を駆使し、

確認した内容を忘れずにメモしていきます。

 

スコアの基本は理解している方向けなので、細かいことは省略しています。

実際のスコアは走り書きで汚すぎるので、書き直しています。

 

今日のテーマはフィルダースチョイス自責点

私が所属している草野球チームのリーグ戦があったんですけど、

マチュアであればあるほど、スコアラーの知識と技術が求められると思うんですよね。

だって、イレギュラーなプレーばっかりだもん。

プロ野球は、スコア付ける立場からするとマニュアル通りのプレーしかないので。

スコアをつける練習をしたい方は、プロ野球から始めるのをお勧めします。

(特に投手戦とかカンタン。こないだの千賀投手のノーノー試合とか練習に最適。)

 

【状況】

1死満塁


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打者が平凡なショートゴロを打ち、

ショートが本塁へ投げるも暴投(送球エラー)。

サードランナーは満塁だったので当然走っていたのでセーフ。

暴投を見て、サードに進塁していたセカンドランナーも生還。

この場合の自責点は?

 

まず、フィルダースチョイスとは

フェアゴロを扱った野手が、1塁でバッターをアウトにする代わりに、先行ランナーをアウトにしようと他の塁へ送球する行為(野球規則2-28)

次に、自責点とは

ピッチャーが責任を持たなければならない得点(野球規則10-18)

ヒット、犠牲バント、犠牲フライ、盗塁、刺殺、野手選択、四死球、ボーク、暴投によりランナーが得点するたびごとに記録される。(野球規則10-18(a))

 

サードランナーは、上記の定義からしても自責点になります。

問題は2点目(セカンドランナー)

自責点には、

失策捕逸、あるいは守備側の妨害、または走塁妨害の助けをかりてランナーが得点した場合、このようなミスプレイの助けをかりなければ得点できなかったと記録員が判断したときだけ、そのランナーの得点は自責点とならない。(野球規則10-18(d))

 

え?私が決めていいの。。。?笑

 

そうです、いいんです!!

セカンドランナーは、フィルダースチョイスで生還したわけではなく、ショートがホームに悪送球したために生還したので、失策による得点です。

ショートが、アウトセーフに関わらずキャッチャーが捕球できるボールを投げていたら、セカンドランナーはホームに走らなかったはずなので。

 

なので、明らかにショートの悪送球で、

その送球を見てセカンドランナーはホームに還ってきたと私が判断したので、自責点にはなりません。

なので、記録はこうなります。


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いやー、プロなら、送球エラーっていうのがそもそも考えられないじゃん。

草野球の難しいのはそういうところ!

 

そして、うっかり次のバッターがホームラン打っちゃって、

じゃあこのフィルダースチョイスで出たランナーの得点は自責点になるの?ならないの?

という問題に直面したのですが、

それはまた次回。。。